小学2年生の算数【100を超える筆算】問題集

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学習の目的

簡単な計算で100を超える数を学んだあとは、筆算を使ってワンランク上の計算問題を解いていきます。

足し算の場合、桁数が増えることで、繰り上がりが1回あるのか2回あるのかと数字が何回になっていきます。
繰り上がりの回数が増えることでミスが多くなってしまう傾向がありますので、問題に繰り上がりの数字を書きこんで、正解率を上げていきましょう。

引き算の場合、足し算とは逆に繰り下がりの回数が増えていきます。
繰り下がりは繰上りよりも難易度が高いので、こちらも問題に繰り下がりを書き込んで着実に問題を解いていきましょう。

100を超える数のたし算のひっ算

2桁の数の引き算のひっ算

学習の目的で書いたのですが、繰り上がり・繰り下がりがある場合、ケアレスミスを減らすために計算問題に書き込みをするべきです。
自分が学生時代に、問題に答えとは関係ない数字などを書いてはいけないと思い込んでいる友人が何人もいました。
どこで勘違いをしてそのような考え方をしているのかわかりませんが、結果としてそんなことはありません。
途中式を書いてもいいし、筆算には繰り上がり・繰り下がりの数を書いても問題ありません。
実際に問題に書き込みをしてはいけないというルールはないので、正解を出すために問題には何を書いても問題ありません。
センター試験や大学入学共通テストなどのマークシート方式ですと、問題用紙と解答用紙が分かれているため、問題用紙には何を書いてもいいんです。
しかも書くことで頭が整理されて答えに近づくのなら、たくさん書いて正解しましょう。
また、問題用紙と解答用紙が一緒になっている場合、途中式や考え方の方針を書くことで部分点をもらえたりすることも出来ます。
問題に書き込むことには、慣れが必要となってくるので何回も何度も書き込んで大事な本番でうまく結果を残せるように訓練しましょう。

筆算は大きな数を自力で計算するときにとても便利な計算手法です。
最初のうちは、新しい計算方法で覚えるのが大変だったり、今までは簡単な足し引きだけだったのに、急に暗算で対処できなくなって困惑する方も何人かはいるかと思います。
でも、筆算を勉強していくうちに、2桁・3桁・4桁と数が大きくなっても計算の難易度はまったく変わらないことに気づいていきます。
このことに気づくと、自分から進んで難易度の高い問題や、学校の授業では出てこないような数字を使って問題をつくり、自主学習をしたくなっていきます。
簡単に言うと、算数が楽しく思えるきっかけがあるということです。
新しいことを覚えるには、パワーを使いますが、最初の壁を乗り越えることが出来れば算数の楽しいと思えるゾーンに入っていくことが出来て、成績アップにつながると思います。
子どもからしても、親からしても、楽しいことをして成績が上がることはとてもいいことだと思います。
勉強嫌いなのに、塾に通って受験勉強をするのはしんどいものがあります。
はじめのうちは、楽しい勉強だったのに気が付くと、難しいわからない、そして嫌いというところに行ってしまう。
笑顔で解いていた1+1=2は繰り上がりになり、繰り下がりになり、二桁の計算になるときには、クラスで何人かは算数が嫌いになっているという現実。
学校の先生たちも、丁寧に教えているけど、カリキュラムのスケジュールもあるし、スケジュール通りにやらないと先生の評価に関わってくるので、先生たちもある程度で、出来ない生徒たちを置いてけぼりにしてしまいます。
これは仕方がないことです。
ただそういった児童たちの現実は、おうちでの学習時間が圧倒的に少ないというのがあります。
宿題はもちろんですが、それ以上を目指すのであれば、何かしらやっておくことがいいかと思います。
このプリントをやってくれるのもいいのですが、単純に子供と一緒に教科書を見るだけでも理解度が全然違うと思います。
小中学校時代は、教科書がすべてなので、一緒に教科書を読むことで、予習復習につながります。
予習復習が出来ることで、同じ単元を3回学習することになります。(予習・授業・復習)
コレだけでも圧倒的な習得度になります。
算数の得意になるために頑張っていきましょう。

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まんまるどりる