九九表

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学習の目的

小学二年生で学習する九九の一覧表です。
かっこいいバージョンとかわいいバージョンがあるので好きなものを使ってください。
こういうものは、毎日ちょっとだけでも見るだけでも覚えていきます。
目に入りやすい場所に貼ってみてください。
暗記の基本は、
①見る
②音読する
③書く
この3つです。
まずは①の見るを習慣化させるために今回の一覧表をお使いください。

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九九を覚えるためには、時間を掛けることです。
時間を掛ければ誰にでも覚えることは可能です。
少し、飛躍した意見かもしれませんが、九九を覚えるのは2年生の2学期から授業が始まります。
でも、その時に全国の2年生とよーいドンで勉強する必要はないと考えています。
九九に関しては難しい理論ではないし、頭を使って答えを導き出すものでもありません。
5×5=25(ごごにじゅうご)という呪文みたいなものを羅列して覚えていくだけです。
早い段階で覚えておけば、みんなが覚え始めるときにはすでに習得しているというのは、優越感にひたることができますし、算数が好きになると思います。
人間的には人の上に立つとか、下に見るとかは、この現代社会の表舞台では、いいことではありません。
先生や大人たちが言うことは、みんな平等にしよう。優劣を付けることは良くない。と言いますが、受験や採用試験になれば、いきなり競争社会になってしまいます。
優劣付けるのをやめましょうと言っていたのに、いきなり順位付けをし始めて、テストや面接などを数字化して優秀な人を採用し、劣等な人を落としていきます。
そのような現実があるので、大手の塾では小学校の入学前には暗記しておきましょうと言っているところもあります。
これは、幼稚園、保育園という若い段階で記憶するという訓練をすることで、記憶の質があがっていくということです。
記憶の質が上がっていくことで、いろんなものを覚えることや考える力が付いていきます。
いつの日かやってくる、受験や採用試験で合格・採用されることを目指している人は、小学校へ入学する前から大学受験を考えていたりするみたいですね。
でも具体的なことは考えずとも、いざ受験勉強をするときに子どもが勉強するための下地がないと苦労をする可能性があります。
もしくは、いくら勉強しても入試までに志望校への合格点を取るのが難しいかもしれません。
目指したいと思ったときに、100%以上の力を発揮できるように、手助けしてあげましょう。
何も難しいことをするのではなく、九九であったり百人一首や円周率など暗記物を早い段階で取り組むことで、将来への道が開けていくのではないでしょうか。
いきなり、百人一首をすべて覚えるとか、掛け算を覚えるとなると、相当気が引けます。
確かにはじめに、高い山を見てしまうと、目標が大きすぎて萎えてしまうというのは確かにあります。
でも地道に進んでいけば、高い山だろうが、遠い目的地だろうがいずれ到着します。
この九九にしても、人によっては難しい問題かもしれません。
でも、九九を覚えられなかった人はいないのです。
ということは、この九九をすべて覚えるのに必要なことは日々の積み重ね以外にありません。
小さいうちは、この積み重ねというものを面倒くさいと思ってしまうし、9の段まであるという果てしないゴールに対して本当に出来るのか不安になっています。
細かく刻んで、1の段からゆっくりと楽しみながら学習していきましょう。
最終的には、2年生の2学期の算数の授業で学習し終わるまでに覚えてしまえばいいので、焦らずに本人をうまく乗せてあげて取り組み算数の基礎学力、記憶力の向上を目指しましょう。

うちの子の場合、九九を通しで音読するのに10分以上もかかっていました。
しかもこんなにたくさんのことを暗記するなんて無理!と言って泣いてました。
まさに崖だらけの山に登るみたいな感じに見えていたのかもしれません。
でも、学校で九九をやって、宿題で九九をやって、自主学習で九九をやってというように日々の生活に九九が入ってきたら自然とすべてを暗記して気が付けば1分以内で1から9の段までの合計81個の計算式を暗記して音読が出来るまでのスピードになりました。
やり終えた彼は、こんなの簡単だよと言ってたくましく見えました。
やる前は難しいであったり、できるわけないと感じていても、毎日見て、音読して、書いていれば自然と覚えていきます。
テレビを見てこれはテレビだ、冷蔵庫を見てこれは冷蔵庫だと認識できるように、九九も毎日触れていれば自然と覚えてきます。
算数や数学は考えたり計算したりと考える人が多いかもしれませんが、大学受験までの数学は完全なる暗記科目です。歴史や地理と同じです。
計算の答えや公式を覚えていき、問題文に書かれている数字を当てはめていくだけです。
この答えを出すためには8×6の答えを暗記しておかなければならないし、円の面積を求めるための半径×半径×3.14を覚えておかなければ、いくら考えても、いくら考察しても答えを導くことはできません。
九九で知ってほしいことは、どんなに難関だと思っていても絶対に乗り越えられるという達成感、成功体験をしてもらいたいです。
そして、算数というのはやればやった分だけ成長するし、たくさんの問題に触れることで自分の中にいろんな問題が記憶されていきます。
たくさんの記憶があることで解ける問題がたくさんあり、特に中学受験をするのであればこうした積み重ねをすることで志望校への合格が見えてくるのではないのでしょうか。

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まんまるどりる