小学5年生の算数無料プリント

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偶数と奇数

小学5年生の算数
偶数と奇数 4枚

約分・通分

小学5年生の算数
約分通分 4枚

割り算と分数と小数・整数

小学5年生の算数
割り算と分数と小数・整数 6枚

分母の違う分数の足し算・引き算

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分母の違う分数の足し算・引き算 7枚

分数と整数の掛け算

小学5年生の算数
分数と整数の掛け算 4枚

分数と整数の割り算

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分数と整数の割り算 3枚

小数×小数の掛け算

小学5年生の算数
小数×小数の掛け算 4枚

倍数・公倍数・最小公倍数

小学5年生の算数
倍数 4枚

約数・公約数・最大公約数

小学5年生の算数
約数 8枚

速さ

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速さ 8枚

角の大きさ

小学5年生の算数
角の大きさ 8枚

三角形と四角形の面積を求めよう

小学5年生の算数
三角形と四角形の面積 10枚

年間学習スケジュール

小学5年生の算数の年間スケジュールを見てみましょう。
※2020年東京都の年間指導計画を元に記載しています。

4月
進級した最初の単元は、【整数と小数】を学習します。
位の関係、数の加法的、相対的な見方をして基本の数の単位を学習します。
授業を受ける前に、万や億などを復習しておくといいかもしれません。
授業でもやるかもしれませんが、自主的にやっておき、完璧にしておくと、先生への第一印象がいいと思います。
出来る子という認識でスタートしていくと、今後の授業もやりやすくなると思います。
位を学んだら、10倍、100倍、1000倍したときに小数点はどのように動いていくのかを学びます。
0.01を10倍したら、0.1になり、なぜそうなるのかを原理を学んでいきます。
これは、通常の整数であれば、10倍すれば、0が一つ増え、100倍にすれば、0が二つ増えるところ、小数の数は0がひとつずつ減っていきます。
慣れてしまえば考えずに誰でも理解できるので、しっかりと覚え込みましょう。
その後は、逆の1/10、1/100、1/1000を学習します。
結果にしても、逆で小数の場合であれば、0が増えていきます。
概念や仕組みは似ているものなので、理解しやすい単元ではありますが、難しいと感じるのであれば、概念や仕組みについて深く考えずに暗記してしまうのがいいかと思います。
この単元が終わると、【体積】の学習をします。
長さ、面積ときてついに体積になります。
はじめに、体積の意味や体積の単位(立方センチメートル)を学習します。
今までは、長さであったり、面積であったりと平面的なことばかり学習してましたが、今回からは、立体についての勉強をします。
概要を習うと次は、体積の求め方の公式を覚えます。
公式は、縦×横×高さです。
これで立方体でも長方体でも体積を求めることができます。よく、体積の問題となるとプールなどの水がどれだけ入っているかと求めてきますので事前にこういう問題が出やすいよと知っているだけでも授業についていきやすくなります。
立体の体積を求めることができてくれば、応用編としてL字型の建物の体積を求める問題が出てきます。
L字型の問題が出てきても、基本的な解き方は面積の時と同じです。
一気に体積を求めるのではなく、一度、全体(空白部分も含める)の体積を求めて、そこから空いている箇所の体積を求めて引き算をする。
もしくは、ある部分で区切って、二つの体積を求めて足し算をして全体の答えを出すというやり方があります。
答えを出すだけなら片方のやり方を知っていればいいのですが、自分が知っているやり方だけが毎回出るわけではないので、成績上位を狙うなら両方の求め方を使いこなせるようにしておきましょう。
その後は、立方メートルという一つ上の単位を覚えます。
これにより、単位の繰り上がりが生じるので、ミリメートル、センチメートル、メートルのように、どのタイミングから単位が変わるのかを把握しておかないと、うっかりミスで間違えてしまう可能性があります。
先生や学校によっては、単位が違うだけで間違える場合もあります。(部分点をくれる場合もあります)
もしかすると、合否を分ける1点になってしまうかもしれないので、そういった単位の細かい部分は丁寧に覚えておきましょう。
1立方メートルの量感やなども学習します。
昔、自分の学校には、1立方メートルの置物がありました。
実物を見ることで、見積もりや大体の大きさを把握する能力が身につきます。

5月
5月に入ると、【比例】を学習します。
比例の意味や直方体の体積と高さの比例関係を学習します。
5年生ではそこまでしっかりとは学習はしません。
大体の感覚や概要を覚えるにとどまります。
6年生になってから本格的に学習するので、その準備だと思っていてください。
その後は、【小数の掛け算】を学習します。
通常の掛け算だと答えの数は増えていくのに対して、小数の掛け算の場合、元の数字よりも小さくなるという特徴があります。
意味や概要を理解していないと、先生が言っていることがわからなくなるので、なぜ、掛け算をしているのに数字が小さくなるのかをしっかりと理解しましょう。
他にも掛け算の筆算の学習も行います。
筆算で計算するときは、通常通りにするのですが、最後の小数点を付けるときに注意が必要です。
これまで学習してきた、筆算の掛け算が出来ることが大前提となるので、自信がない場合は、一度練習しておくといいかもしれません。
計算問題を解くことに必死になってしまい、小数点のつける場所などの概念や新しく習うことに100%の力を注げるようにしておきましょう。
計算が一通り出来るようになると、面積の求め方の学習も行います。
四角形や三角形の辺の長さが1以下の場合の面積の求め方を勉強します。
ここでつまずきがちなポイントとして、自分が予想しているよりも面積が小さくなっている答えが出てしまい、不安になってしまうことです。
自分もよくこの状況になっていました。
問題も式も答えも、間違えているハズがないのに、思っている面積や体積によりも少ないのです。
これは小数の計算なので当たり前ですが、なんか少し気持ち悪い気がしていました。
こういう変な先入観を持って学習すると大変かもしれません。広い心と柔軟な頭で乗り切りましょう。

6月
掛け算を学んだ次は【小数の割り算】を勉強します。
授業のはじめは、小数で数字を割ることの意味を学習します。
自分が小学生の時は、この意味があまりわかってなくて、今後も使うことがないだろうなと思っていました。
でも今、大人になって買い物の時にめちゃくちゃ役に立っています。
スーパーで買い物をするときに100グラム300円みたいな表示を見たことがありませんか?
あれこそが、この小数の割り算の使い道です。
なんかせこい考えかもしれませんが、お得な買い物ができるのか、できないのかを自分で計算して考えられる学問だと思っています。
この前、ハーゲンダッツの小さいカップと、業務用の大容量のどちらを買おうかと悩んでいましたが、
この二つの金額とグラム数を比較してみたところ、小さいカップの方が安くなっていました。
業務用の方が絶対にコスパがいいという先入観を持っていたのですが、輸送費などいろんなコストを入れたら近所のスーパーで好きな種類のハーゲンダッツを買うのが一番いいみたいです。
今回はアイスに例えましたが、この考え方を覚えていろんなことに置き換えれば買い物上手な人になると思います。
こんな感じで概要や導入を知ることで、勉強が身近な生活につながっているんだということを実感して勉強に前のめりになっていただきたいです。
導入が終われば、実際に問題を解くようになります。
式を自ら作ったり、計算の方法を学んでいきます。
なぜ、1より小さい数で割ると答えの数字が大きくなるんだろうという疑問が出てきますが、概念や考え方を正しく学んでいれば、すんなりと受け入れることが出来ます。
小数のかけ算の時とは逆で割り算の時は、答えが大きくなります。
この後は、掛け算と同様に筆算を勉強します。
割り算の筆算は、通常時ですら特殊なのですが、小数の場合だとさらに特殊になります。
割る数を整数にするために10倍、100倍…といった具合にちょうどいい数になるまで掛けます。
割る数を100倍した場合、割られる数も100倍しないと問題自体が成立しないので同数を掛けていきます。
そして、割る数が整数になった段階で筆算を行います。
はじめて覚えたときは、なにこれ?っていう感じで頭の中ではずっと疑問符が付きながら問題を解いていた記憶があります。
でも、ある程度の問題をこなしていくと、慣れてしまうものなんですよね。
このある程度を学校や宿題でまかなうことが出来ればいいのですが、やはりそれだけでは対応する問題数が絶対的に少ないと思います。
特に、算数が苦手な子どもの場合だと尚更だと思いますので、ぜひ、問題集やドリルでいいのでたくさんの問題にチャレンジしてください。
ただ、分数を学習してしまうと、割り算ってあまり使わなくなってしまうんですよね。
その情報は子どもに伝えないほうがいいかもしれません。

7月
小数の計算を学習した後は、【合同な図形】を学習します。
合同の意味、合同な図形の性質を覚えます。
覚えていくと、今後の証明につながってきます。
A=B,B=C,なのでA=Cといったことを学習するための第一歩ですので、最初からつまずかないように気を付けましょう。
四角形をつかって、対角線を引き、二つに分けることで出来た三角形が合同なのかを調べることもします。
正方形や平行四辺形だと見た目も同じなので合同だと決めつけやすいです。
まずは、簡単な問題を解いていき考え方、答えの導き方を覚えていきましょう。
三角形の分割であったり、四角形の描き方を習います。
他にも、三角形の内角の求め方を習います。内角の合計が180°です。
これをもとにいろんな問題が発生します。二つの角が知っている状態で残りの角度を求めたりします。
角度を求めるときに、補助線を書くことで答えを求めることが可能になります。
この補助線をマスターすることで応用問題を解きやすくなります。
図形問題は、中学受験ではほとんどの上位校で出題されています。
図形問題こそ、部分点を取ることが可能なので、過程を大事にすることで1点でも多くの点数を取得することが出来ます。
ここまで学習して夏休みになります。
1学期の復習をしっかりとして2学期へ進みましょう。
計算は小数を学習してので、ケアレスミスが起きやすくなっているので数をこなしてミスを減らすようにしておきたいです。
また、比例や合同な図形は応用問題として中学受験で頻出されます。
基本を完璧にしておくことで、難しい問題へ取り組むことが出来るので、あいまいなまま進むと結局、再度学びなおしになってしまうので二度手間を省略するために夏の間に完璧にしておきましょう。

9月
2学期の始めは【整数】を学習します。
今まで耳にしてなんとなくわかっている、偶数や奇数の概要を学習します。
2で割り切れる数、割り切れない数という形で知っている人が多いためなんとなくで授業を受けてしまう人がいるかもしれません。
整数の基本を学習した後に、公倍数、公約数を勉強します。
これは呪文みたいな内容で、自分は理解するまでに相当時間がかかりました。
先生が言っていることが呪文のように聞こえて、教科書には最低限のことしか書いてなくて、練習問題もさほどなくて、習得するまでに相当な時間をかけてしまった記憶があります。
ただ、この単元は理解するのが難しいだけで、考えて答えを出すものではありません。
問題を眺めて何時間も考えていれば答えが出るものではありません。数分考えてわからないと思ったらすぐに答えと解説を見るように促してあげてください。
それを繰り返すうちに、公倍数とはなんなのか、最小公倍数ってこういうものなんだってだんだんとわかってきます。
小学5年生にもなると、比例や体積、計算問題では小数点が出てきたりします。
そういうのをいちいち考えながら問題を解いていたら分からない問題が増えて算数が嫌いになってしまう可能性が高くなります。
問題がわからないときは、すぐに答えと解説を見て丸写ししてしまいましょう。
そうすることで計算方法や公式の使い方が自然と身についていきます。
丸写しするときの注意点ですが、1回だけやって終わりにすると出来た気になってしまうということです。
やるなら繰り返し何回もやって、最終的には答えを見ないでも問題の答えが出せるというのが理想形です。

10月

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まんまるどりる