倍数・公倍数・最小公倍数

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学習の目的

ある整数に整数を掛けたものを倍数と言います。
ただ、0に関しては何を掛けても0になりますので倍数の時は0のことは置いておきましょう。
公倍数や最小公倍数についても学びます。

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動画で解説

学校でこの単元を学習すると、クラスの何人かは『こんなの学んでも何にも役に立たない』と言います。
確かに、実生活では最小公倍数なんてものは使いません。
受験の時に、仕事算という特殊な計算方法で使うことがありますが、その時に出てくる問題文を読んでもいかにも算数のために作られたというような無理やりな文章になっています。
でも、算数を学習して、偏差値の高い学校へ行きたいと思うのであればこの学問が必要となります。
文章問題という配点の高い問題で点数を取れなければ受験で合格はできません。
逆に、特に行きたい学校もなく、惰性で通える高校を選ぶのであれば、今回勉強する倍数は必要ないことでしょう。
特に公立の学校に通っているとそういった生徒は多数います。
上位の学校を目指す子は、そんな環境でも勉強をしていかなければなりません。
実際に自分の通っていた県立中学校でも、授業に出ていない生徒がいたり、先生を蹴る生徒もいました。
自分の場合は、周りに私立であったり受験が必要な国立・公立の中学校がなかったので、その環境の中学校に通うしかありませんでした。
いろんな障害がありましたが、勉強をした時間、解いた問題は自分を裏切りません。
今のご時世、ネットを使うことで地方でも都会と同じ受験情報を得ることが可能です。
自分と同じ世代の子がどんな参考書を使っているのかとか、オススメの勉強法を簡単に共有することが出来るので、教育の差が昔に比べて少なくなっていると思います。
予備校や塾でも東進ハイスクールなどの有名予備校であれば、ビデオ授業がメインとなっているので、一流の講師の授業を受けることが可能となります。
現代文では、今でしょで有名な林先生、英語では今井先生など、昔であれば東京や一部の都会でしか受講することが出来なかったレジェンドクラスの先生の授業を受けること出来るのです。
こういった、技術の進化により子どもたちの学力向上への武器はたくさんあります。
後は、いかにそれらの英知を活かして学習時間を積み重ねていくかというところです。
結局は、強い武器があっても、硬い防具があっても、自分自身の力が追い付いていなければ、猫に小判状態になってしまうので、「モノはある、あとはやるだけ」ということを忘れないでください。
勉強が苦手な子どものほとんどは学習時間が少ないという結果もあります。本を読む児童、新聞を読む児童の成績の高い傾向にあるのは、本や新聞を読むことで文章の意図を汲み取る力が自然に向上するからです。
文章の意図が分かるようになれば、国語のテストでも点数を取りやすくなるし、各教科の文章問題でもどのような答えが欲しいのかも、素早く把握することが可能になります。

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まんまるどりる