植木算

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学習の目的

植木算とは、等間隔で植えた木の本数や木の間の長さを求める計算。
基本の考え方は、最初の一本目があり、そこから計算をスタートすると問題を解く糸口を見つけられます。
・両端にモノがある場合の式は、
間隔の数+1=木の本数
木の本数-1=間隔の数
・両端にモノがない場合の式は、
間隔の数-1=木の本数
木の本数+1=間隔の数
・円みたいな感じにつながっている場合の式は、
間隔の数=木の本数
上記の考え方を覚えて問題に取り組みましょう。

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植木算を小学校で習うことはあまりないかと思います。
算数の授業で先生が教えてくれたとしても、授業の隙間などでさらっとしかやりません。
ですが、植木算などの規則性のある問題は受験でよく出題されます。
もし、中学受験をするのであれば解き方を覚えておく必要があります。
基本的な、解き方を覚えておけばそれをもとに応用問題を解くことが可能になり、その問題一つ一つが積み重なることで知識となり、本番で役に立ちます。

自分が算数を好きになったのは、こういった算数の問題はすごい好きです。
問題文を見ても、何のことを言ってんだろうとか、前提条件を理解してないと問題自体を理解できない感じがゾクゾクしてしまいます。
ゲームで言うと、レベルが全然足りてないのに、魔法やアイテムなどを駆使してボスを倒す感覚に似ています。
もし仮に、問題を解くために必要な公式を知らなかった場合、不安になってしまうかもしれませんが、そこからが算数の始まりかもしれません。
ちなみに自分は、こういう時めちゃくちゃワクワクします。
この単元の植木算でいうと、ひたすら紙に書きます。
木の絵をかいて、間隔などの説明とかを空いているスペースにすべて書きます。
そして、最終的には書いた絵とか殴り書きの仮説をもとに数えて答えを出します。
これは答えのプリントに●とか花とかって感じに書いてますが、あれは本当に自分の問題用紙みたいな感じです。
算数だっていうのに、結局は計算も公式も使わずに、問題文に書いてある状況を絵にして指折り数えて答えを出すという、小学1年生みたいな解き方をしますし、そういった解き方をしているときが好きです。
算数って計算もいいけど、こういった頭とか感覚とかすべてを使って問題が解けるっていうのがたまらなく楽しいです。
この楽しい感覚が子どもたちに伝わってくれたらうれしいですし、いつもの勉強がつまんないと思っている子どもに、植木算のようなクイズみたいな問題があるんだって知ってほしいです。
子どもと散歩しながら電柱を見ながら即席で問題を作ることもできます。
紙も鉛筆も机もないところで算数が出来るし、勉強をすることで街を作ることもできるかもって将来について、勉強が活かされていると感じてくれるかもしれません。

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まんまるどりる