あまりのない割り算

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学習の目的

四則計算の最後の計算方法、割り算です。
考え方はお菓子をみんなに均等に分けるということです。
何問か割り算の問題を解いていくと気づくと思うのですが、割り算と掛け算が似ているということです。
割られる数が、2年生の時に勉強した九九の答えであるので、割り算を勉強した後は、掛け算を復習すると定着率が上がることでしょう。

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割り算は、実生活でもよく使われる計算です。
友達とお菓子を分けるとき、兄弟など誰かと一緒におもちゃやゲームを買うときなどに使うことができます。
大人になれば、お食事会などでの割り勘などでも使います。
最近はスマホなどの技術進化で計算が出来なくても割り勘の金額を出すことが出来ます。
ただ、計算式や割り算の意味を理解していなければ、便利なツールを使いこなせないので、今後に活きてくる分野だと認識して勉強しましょう。

今後、中学生や高校生になると、割り算は分数の掛け算に置き換えることが出来ます。
例えば、
6÷3を計算するとき、
6×1/3となり、答えは両方とも2になります。
この考え方に慣れてしまうと、割り算よりも分数の掛け算の方が早く計算できるようになります。
ただ、小学では【余りのある割り算】の学習をしていきます。
なので現状は割り算で計算しておきましょう。

これで四則計算が完了です。
足し算・引き算・掛け算・割り算という数学の基礎です。
この4つの計算が出来ることで、面積・体積の出し方、速さや距離の求め方などいろんなことを求めることが出来ます。
そういった意味では、世の中にある大抵のことをこの四則計算が出来ることで求めることが出来るのです。
なんかロマンがありますね。
宇宙へ行くためのロケット設計、大気圏を超えるためのスピードはどのくらい出せばいいのかを調べるのにも算数の計算が必要となります。
はじめのうちは、1桁同士の計算ですが今後は世の中を豊かに出来るモノを生み出すことが出来たり、誰も到達できないことがところにたどり着くために使うことが出来ます。

割り算は親子でも問題を出し合うことが簡単にできます。
食事の時やおやつの時に、テーブル上にある食べ物を2人など、その場にいる人たちに均等に分ける場合は一人当たりいくつもらえるのかを楽しみながら計算してもいいかもしれません。
算数というのは、本当に身近にあるもので計算式を作ることが出来ます。
考え方ひとつで、なんでも四則計算ができるので、買い物の時、食事の時など様々な場面で問題を出してあげてもいいでしょう。
そもそも、身近に算数や数学で考えることが出来るものがたくさん潜んでいます。
そのすべてに対して解説や問題を出すことはありませんが、子どもがどんなことに対して興味を示すのかがわからないので、たくさんのことに対して子どもの刺激をつついてあげることが大事なんじゃないかなと思っています。
なんでも吸収できる時代に、算数が得意になるきっかけを与えてあげることが出来たら幸いです。
些細なことで算数への興味が出てきます。
自分は、小学校6年分の算数が15時間で分かるという本を読んだときに、数独や魔法陣や虫食い算、つるかめ算を知ったときに算数が勉強という認識からゲームかもというのに変わっていきました。
一度、考え方が変わると、計算も勉強ではなく問題を解くという一種の遊びに感じることも可能になりました。
少しでもそういった経験が増えていくといいかなと思います。

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まんまるどりる