計算力を上げよう【インド式20の段までの九九】無料問題プリント

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学習の目的

※5の段と6の段の答えのリンクを修正いたしました。
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日本の小学校では、九九は字のごとく9の段までしか習いません。
なので、20までの計算を習う意味なんてないんじゃないかと思いがちですが、今後成長していき、の高学年の算数・中高生の数学でこの計算が暗算で出来るのと出来ないのとでは、計算力が違ってきます。
せっかく学校で九九を強制的に暗記するのであれば、自宅学習でプラスアルファとして9の段以降の計算を覚えさせてしまいましょう。
算数が得意になる確率がグッと上がりますし、難しい計算だと思って算数を敬遠してしまう子から、とりあえず問題を解いてみようと思う子になったほうが今度のテストや受験にも有利になることでしょう。

ちなみにこの20までの計算はインドなど、世界では常識としている国もあるみたいですし、
そういう国では決まって、理系に強い学生が多い傾向にあります。

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正直、ここまでの計算は必要かと言われると要らないかもしれません。
この20までの掛け算は学校では習わないし、2桁の掛け算となると、筆算を使用しますので、暗算で覚える必要はないと考えるのも普通かもしれません。
ただ、ご自身の子どもの進路についてどこを目指しているかで対応方法が変わってくると思っています。

学校の授業についていければいいと考えるのであれば、この勉強プリントはする必要ありません。
この問題をするよりも九九や1桁同士の掛け算のプリントを繰り返し解いておけば、算数の基礎力はついていると思います。

周りの子どもよりも少しだけ、勉強について差をつけたいのであれば、プリントを1回だけでもやっておきましょう。
こういう計算があることを知っておくだけで違いがあります。
算数に興味のある子どもであれば、11×11=121や12×12=144など分かりやすい答えはいくつかは頭に残ってくれるかもしれません。

また学校よりもワンランク上を目指すのであれば、暗記するまで九九の要領で何度も繰り返し計算問題をしましょう。
20の段の掛け算を覚えてしまえば、計算力が学年でも上位になってくる可能性が高くなります。
計算が早くなれば、文章問題や応用問題でもその効果が発揮されます。
簡単な話、他の子どもよりも知っている単語が多ければ英語の文章問題も解きやすくなりますし、数学の公式をたくさん覚えていれば、数学のテストでも高得点が取れます。
それと同じように、計算力の幅が広ければその分テストでも有利になります。
仮に、19×19を暗算で出来る子と、いちいち筆算をして計算する子の場合、二人の時間配分は相当違ってきます。
一瞬で終わるのと、空いているスペースに筆算を書いて計算したり、(20-1)×(20-1)といった違う計算方法でしたりとすると時間は雲泥の差です。
学校のテストで時間が足りないということはありませんが、早く問題を解き終えて時間が余っていれば、問題の見直しをすることが可能です。
見直しをすることでケアレスミスを見つけることが可能になります。
他にも時間を掛けて解く問題もあるので、そういうところに時間を割くために時間を作るためにこういう細かいところの暗記が必要になっていきます。
これが中学受験や高校受験になってくると尚更で、いかに後半の問題に時間を使えるかがカギになってきます。
細かい計算に時間を取られてしまい、時間切れになってしまう可能性もあります。
大事な試験の時のために、日々の努力を怠らないようにしましょう。
ただ、この単元は無理をしてまで勉強するものではないので、気が向いたらであったり、さらに上を目指したいなと思った時でも構いません。
そのタイミングが今かもしれませんし、高校生になってからかもしれません。
一つ言えることは、大学受験の時までに覚えておくと役に立つと思います。

インド式の九九ですが、インドではかなりの確率で周知されているようです。
まぁインド式と言っているぐらいですよね。
そのおかげなのか、インドでは理系の学生が多いといいます。
小さいうちから、高レベルの計算を暗記させられたら、勝手に算数が得意になっていくからではないかと思っています。
全く学習をしないの子どもと、学校などで半強制的に20段までの九九を覚えさせられた子どもでは、圧倒的な知能の差が生まれてきます。
少し悲しいですが、今のご時世では大学には誰でも入れます。
でも、大学を卒業した後の就職先は、どの大学でも同じとは言えません。
平等とか、学力よりも個性が大事と採用ページに書いてありますが、偏差値の低い大学では面接にすらたどり着けない企業があるというのも事実です。
悲しい未来を打破するには、やはり日々の勉強の積み重ねが大事になり、偏差値の高い大学に行くことが条件の一つになっていきます。
人と比べるなということがあり、人それぞれの個性が大事と言われてますが、受験では当たり前のようにテストで人との優劣を決めてしまいます。
点数が取れなければいくら性格がよくても、いい子でも希望する学校へ通うことが出来ません。
学習は裏切らないので、人よりもワンランク上、ツーランク上の学習を頑張りましょう。

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まんまるどりる