学習の目的
小数点のある計算になります。
小数点があるだけで、冷静に考えれば1桁+1桁の足し引きであったり、2桁+2桁の足し引きであるので、計算に関しては簡単です。
ただ、少数を揃える必要があり、繰り上がりの際に少数なのか整数なのかで悩むことがでてきます。
計算は合っているけど、小数点をつける場所を間違えてしまうと誤答になってしまいます。
答えを出したとしても、少数があっているのかの確認作業は必ずしましょう。
小数点のある足し算
小数点のある引き算
動画で解説
小数点の計算は、小数点の位置に気をつけましょう。
分かりづらいかもしれませんが、少数の計算は2桁・3桁の計算と考え方は同じです。
小数第何位なのかをしっかりと確認しましょう。
一位間違えただけで答えは10倍の違いがありますので、細心の注意が必要になります。
計算自体は、2桁・3桁の足し算・引き算なので、小学2年生の復習もできます。
問題の解き方に縛りはないので、ノートなどを横に置いて、自分で筆算の式をつくって問題を解いてもいいかもしれません。
最終的に答えさえ合っていればいいので、答えを見る以外ならどんなやり方でも構いません。
子どもにあったやり方で学習を進めていきましょう。
足し算・引き算を学習したら次は、掛け算引き算になります。
小数点のある掛け算と割り算はかなり特殊な構造になっています。
掛け算については、10倍100倍ではなく、10分の1・100分の1といった具合に答えの数が一気に小さくなるので解答を見直すと不安でいっぱいになります。
分数の割り算は、なぜか答えの数字が割られる数の数字よりも大きなっているので、慣れないうちは本当に合っているのか自分を疑ってしまいます。
小数点の学習が進んでいくとやることも難しくなってくるので、着々と勉強しておき、応用問題でもこなせるような学力を培っておきましょう。
もし不安だと思うなら、通常の足し算引き算の問題を解いておきましょう。
計算力を上げておけば、小数点が入っても基礎の原理を理解しているので正答率は上がっていきます。
今までの算数の基礎がしっかりとしていれば、小数点が付こうが、桁数が上がろうが問題を解くことは可能です。
今まで学習してきたことに、何かしらプラスαがあるだけなので軸さえしっかりとしていれば、答えを導き出すことは容易になるでしょう。
なので、今の授業についていけないであったり、勉強が難しいと感じるのであれば、基礎である四則演算を徹底的に学びなおすのをおススメします。
初等算術である加算、減算、乗算、除算だけでもしっかりとマスターしておきましょう。
他のことはある程度出来なくても、四則演算さえ確実に出来ていれば、今後カバーも出来ることでしょう。