学習の目的
文章を読み取り、引き算の式を作って答えを導き出そう。
問題文を読むことで何から何を引いていいのかを判断し、式に記載して答えを導き出します。
引き算なので、物や人や動物などの数が減るということを認識すれば、式は記入できると思います。
大事なことは、文章を読むことです。
書かれている内容を理解できないと答えを導き出せなくなります。
最初のうちは時間をかけてでもゆっくりと落ち着いて問題を読みましょう。
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文章問題の引き算は、元々あるモノが減っていくという内容がほとんどです。
引くことにはたくさんの言葉があります。
【人にあげる】【食べた】【いなくなった】【出ていく】【使った】などがあります。
このような減ることについての言葉を知らないと引き算だと気づくことが出来ないので、ある程度、言葉を知らないと答えを導きだすことが出来ません。
言葉を知るためには、やはり語彙力が必要になってきます。
ただ、国語の教科書を読んだり、漢字ドリルだけをやっても語彙力はつきません。
語彙力をつけるための一番の効果的な方法は、読書量を増やすことです。
たくさんの本に触れることで、たくさんの言葉を知ることが出来、文章問題にある言葉の理解度も高くなると考えられます。
言葉が理解できれば、問題も理解でき、答えを出しやすくなります。
そもそも本を読むことは、文章問題での点数アップ以外にも効果があります。
読書量が多くなると、成績が高くなる傾向があります。
こちらの結果については、ベネッセなど様々な教育商材や学習塾のホームページに統計が書いてあります。
子どもがテレビやYouTubeばかり見ているよりも、本を読んでいたほうが漢字を覚えるし、言葉を覚えるしいいことづくめです。
さらに、読書のよいところは心を落ち着かせてくれるところです。
勉強が出来るであったり、賢い子の特徴として、落ち着きのある子どもというのもあります。
勉強をするにあたり、落ち着いていないと捗らないです。
しかも算数や数学は、計算をしたり、考えて数式を解かなければならないので、かなりの集中力を使います。
特に文章問題になると、文章を読んで数式に落とし込み答えを出さなければいけないという、ハード内容になっていて相当な集中力がないと途中で嫌になってしまいます。
文章問題は、高学年になってくるとテストでも配点が高くなってくるので、確実に点数を取るために繰り返し問題を解いて、読書など相対的な学習も欠かさずにしていきましょう。
計算問題を解けることはもちろんですが、テストで点数を取るなら文章読解をして文字を数式に変更しなければ点数を取り、受験で合格をつかめません。