1桁で割る割り算のひっ算

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学習の目的

割り算の筆算のやり方をマスターしましょう。
足し算や掛け算とは違った形での筆算式になるので、初めは戸惑いがちになってしまう人もいますが、ほかの筆算と同様に、細かく計算が出来るのでケアレスミスが少なく済む計算式になっています。
・2桁÷1桁
・2桁÷1桁(あまりあり)
・3桁÷1桁
・3桁÷1桁(あまりあり)
少しずつ難しくなっていくので、段階を追って問題に取り組みましょう。

プリントダウンロード

2桁÷1桁(あまりなし)

2桁÷1桁(あまりあり)

3桁÷1桁

割り算の筆算のプリントになります。
初めて見る特殊な形ですが、覚えてしまえばなれます。
最初に足し算を教えたときに、『算数の初期は暗記です。長時間考えて答えが出るものではないので1+1=2と覚え込みましょう』と書きかましたが、算数・数学において初めて習うものはほとんど暗記です。
今回の割り算の筆算については、計算のやり方だけ暗記してしまえば、残りは掛け算と引き算を駆使することで割り算の答えを出すことが出来ます。
計算のスピードについても、問題をこなしていくうちに早く正確なものになっていきますので、まずはゆっくりとどんな形で答えを出していくのかと覚えながら勉強していってください。
結局算数は暗記なので時間をかけてたくさんの問題を解いていけば、パターンは分かるし、問題の解き方やクセが見えてくるので自然と計算が早くなり、ミスがなくなっていきます。
例えば、60÷12という問題も、小学生からしてみれば少し悩んでから問題を解くと思います。
でも、高校生くらいになってこのような問題を何回も何回も解いていれば、計算をしなくても答えは5だとすぐに出すことが可能になります。
要は、訓練なので、時間を使ってたくさん勉強しましょう。
塾や公文などで半強制的に勉強時間を確保することも可能です。
自分を小学生の時は公文式に通って、山のような宿題を何度も解いてきました。
めんどくさいけどやらなきゃなという気持ちだった気がします。
でも、不思議なものでいやいやでもめんどくさいと思っても、計算問題をたくさんこなしていたので、自然と算数の成績は上がっていき、嫌いだった算数が気がつけば、得意科目で好きな科目が算数・数学に変わってきました。
そのまま、数学で受験したのでライバルも少なく済みました。
なので、いやいやでも数をこなせば自然と出来るようになるので、机に向かう時間を少しだけでも増やして、いつもの勉強にプリントを1枚プラスするだけでも、それが積み重なってくれば、塾に通っていなくても、公文式に通っていなくても勉強は出来る子になっていくことでしょう。
塾に通わない、公文式に通わないということは、成績アップにおいてお金を掛けなくても出来るということです。
東京大学に通う子供の親の年収が950万円以上が54.8%というデータがあります。
これは、裕福な家庭であればあるほど、子どもの教育にかけるお金があるということです。
でも、この教育にお金を掛けるといっても、やっていることは、学習時間を増やしているだけです。
塾などに通うことで学習時間を増やしています。
これって、自宅で勉強するのとか、家族で一緒に勉強をするのとは何も変わりません。
学習時間をいかに確保するのかということです。
お金を払って、半強制的に時間を稼ぐのか、それとも、プリントやドリルを使って学習時間を稼ぐのか、この二つにおいて何か違うことがあるのでしょうか。
先生が教えてくれるのか、プリントの解説を読んで自分で理解するもしくは、親が解説を読んで子どもにレクチャーする。
正直なところ、この二つに違いはありません。
結果としては、勉強をして、解き方をマスターして、問題をこなす。
これにお金を掛けるのか、掛けないのかそれだけです。
算数や数学において大事なことは、いかにたくさんの問題を解いて、解き方を暗記してしまうことです。
これは、大学受験においても同じで、自分は青色チャート式を何回も答えを写すという勉強をして、センター試験では満点を取ることが出来ました。
これも何か特別なことをしたわけではなく、参考書の例題や問題を写して問題の解き方、使う計算式のバリエーションを暗記したからだと思っています。
小学生であれば、なおさら教科書やドリルの問題を何回も解いておけば、算数が解けない難しいと思うことはないでしょう。
逆に、時間を掛けることが出来れば、クラスでトップクラスの成績を取ることも可能です。
お金を払わなくても、親がしっかりと勉強時間を確保してあげて、プリントや参考書を用意してあげれば自然と成績が上がっていくことでしょう。

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まんまるどりる