小数の表し方

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学習の目的

1/10~1/1000の位の小数の仕組みや表し方を理解しましょう。
1/10~1/1000の位の小数の計算方法を理解して問題を解けるようにしましょう。

足し算・引き算の筆算の場合、小数点の位置に気を付けて計算をしてください。
基本的には小数点の位置を合わせて計算を行います。
この小数点の場所さえ間違えていなければケアレスミスは減っていきます。

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動画で解説

小数点の仕組みについての単元です。
何十倍、1/100といった計算方法を覚えていきます。
子どもたちは、アニメやゲームなどで10倍〇〇とか1/10にランクダウンなどという言葉をよく耳にして、大体の意味は知っていると思います。
なので外枠は大体知っているなら、あとは具体的にその言葉が何を意味するのかという知識を定着させましょう。
初めて見ると難しく感じるかもしれませんが、繰り返し練習することで理解度が増してきます。
この単元は、小学1年生の足し算引き算と似ている部分があり、考えたり悩んだりしても答えは出てきません。
分からなければすぐに答えを見て、1/100はどうなるのか、1000倍はどうなるのかを暗記してしまうのがいいと思います。
何も知らない子供が、問題文の1/100は?ということを考えて考え抜いて正解を出すことは難しいと思われるので、覚えてしまうのが一番です。
小学生のうちは基礎学力を鍛えるときなので、応用や発展問題を意識するよりは、算数の基礎基本を覚える・計算力を鍛えることに注力していくことをお勧めします。

基礎基本・計算力があれば、応用問題も考えて答えを導き出すことが可能になるからです。
必要な計算方法・計算力さえあれば、たいていの問題は解けることでしょう。
また最近の中学受験において、算数の問題というよりは発展問題といった一見算数に見えない問題が出題されることが多々あります。
その時も算数の要素が問題文になくても答えを出す過程では、計算や算数の概念を当てはめて考えなければならない箇所があるので、算数の基本は怠らずにマスターしておきましょう。

ほかの考え方として、小学4年生で習う小数の表し方は、整数部と小数部を”.”(ドット)で区切る方法です。例えば、0.5は「整数部が0、小数部が5」という風に表します。

小数の表し方を学ぶ際には、分数との関連性を理解することが大切です。例えば、1/2は0.5と同じ値を表しています。また、小数の大小比較についても学びます。小数点以下1桁目を比較して、同じ場合は2桁目を比較し、それでも同じ場合は3桁目を比較するというように、桁を順に比較します。

小学4年生で習う小数の計算には、今まで習ってきた四則演算の足し算、引き算、掛け算、割り算が含まれます。計算の際には、小数点の位置に注意しなければなりません。この小数点の位置がひっかけになってケアレスミスをする子どもが多数存在します。足し算や引き算では、小数点の位置が同じになるようにして計算します。掛け算や割り算では、小数点の位置を考慮しながら計算します。割り算の場合は、割られる数と割る数の小数点の位置を揃えてから計算することが大切です。問題を解いたら、小数点の位置が間違っていないかというチェックを必ず行うことで学校でのテストで高得点を取る大事なことだと認識しておき、今後のテストでも見直しをするクセを付けるうってつけのチャンスになります。

小学4年生では、小数を使った問題解決も学びます。例えば、お店で買い物をしてお金を払う際に、小数を使ってお金の計算をすることがあります。このときは、友達3人で600円のものを買いました。一人当たりいくら払うでしょうといった、割り勘の問題です。
また、長さや体積を計算する際にも、小数を使った計算が必要になります。家から学校までの距離の半分(1/2)まで来ました。今の距離は何メートルですかとか、コップいっぱいに入っているジュースを1/5飲みました。残りの量はどれくらいでしょうなどがあります。

小学4年生で習う小数の表し方や計算方法は、その後の学習にも大きく影響を与えるため、しっかりと理解しておくことが重要です。

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まんまるどりる