□に記号をいれよう

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学習の目的

足し算引き算を学習した後の復習問題として作成しました。
子どもが3口の足し引き算でよく足し算と引き算を間違えて計算していたので、ケアレスミスが減るようにと思って+なのか-なのかと記号を入れる問題を作りました。
大人からしてみれば、増えたのか減ったのかが答えの数字を見れば分かるので、そのコツを子どもが見出すことが出来るかもポイントになります。
問題の□に+なのか-を入れて計算式を完成させてください。
※プリント⑤に間違いがありましたので修正させていただきました。
ご指摘いただきましたご利用者様、誠にありがとうございます。

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計算問題に慣れてきたら、次は謎解き系の符号を入れる問題です。
これは完全に応用問題なので、頭の中で足し算引き算が出来ていることが前提条件となります。
ただし、計算が出来ていれば問題を解くことが出来ますし、実際に学校などで勉強する内容とは違ってくるので楽しくなってくるかもしれません。
こういったちょっとしたきっかけで算数のことが好きになることもあります。
算数は、詰込み型でたくさんも時間をかけて問題を解いていけば、成績は上がっていきますが、時間をかけるようになるためには好きであることが必要となってきます。
この問題が少しでも多くの子どもに届いて算数が好きになるきっかけになればいいなと思っています。
+なのか-なのかを考えることで、頭の中で二通りの計算をすることになります。
たくさん同じような問題を解くことで、二通り考えて答えを導き出すところから、式をパッと見て答えを予測してから答えを導き出せるようなレベルまで持っていけると、頭が理系の考え方になります。
理系の数学や化学や物理の原則は、仮定してから実験をして答えを導きだす。
このプリントから理系の地頭力を鍛えていきます。
何回も同じような問題をこなすだけでは、柔軟な考え方が身につかないということを懸念されるかもしれません。
ですが、基礎学力がなければ、応用問題や柔軟な問題への答えを導き出すことはできません。
応用問題が出来ないと嘆く人は、だいたい基本問題も解けないことが多いです。
なので、算数が嫌いになってしまうのは、難しいことが出来ないのではなく、基本問題や基礎が出来ていないので応用問題を解けるための力がついていないのです。
日々の練習をたくさんして、基本的な問題をたくさん解いて公式を覚えてしまえば、応用問題は解けるようになります。
というか、問題の解き方のバリエーションが増えてくるので仮に間違えたとしても答えを聞くと納得が出来るようになります。
何故間違えたのかを知ることで、今の自分の学力のポジションが分かりますし、どこを克服すればいいのかが見えてきます。
勉強において一番あってはならないことは、何が分からないのかがわからないです。
これは仕事においても同じで、自分自身の現状把握が出来ていないと、結局何をしていいのかがわからないため、ずっとその場所から這い上がれないという状況に陥ってしまいます。
なので、応用問題をやるときは、何が出来て何が出来ないのかをはっきりさせることが大事になります。
もし、子どもが分からないところが分からないと言っているのであれば、危険だと思ってください。
親として出来ることは、間違えてしまった問題を子どもと一緒に見てあげて、なぜ間違えたのか、どのように考えて答えを出そうとしたのかをヒアリングして足りないところをしっかりと補ってあげましょう。
問題に手を付けずに、わからないというのであれば、問題を見てあげて、一緒に解いてあげましょう。
このときに子どもがチンプンカンプンな顔をしていたのであれば、基礎からやり直すことが必要になります。
足し算や引き算などの四則演算をもう一度やることで、見えてくるものがあると思います。
これが中学生や高校生になってくると、四則演算まで戻ることが出来ないので、何回も何回も、答えを写して解き方、考え方を体に身に着けていくという荒業があります。でもまだ小学生なので戻れるときは戻ってあげたり、子どもと一緒に算数の問題を解いてあげ、勉強だけど、親と一緒に同じ問題をといているというふれあいの時間にして、勉強の時間はなんだか楽しいものなんだという認識を植え付けてあげるのもいいと思います。
数学もある意味ゲームだという人がいます。
足し算や引き算というルールにどおりにゲームをしていき、答えという一つしかないものを導き出していきます。
指折り数えても、おはじきを使って計算しても答えは一つなのです。
そういう意味では、いくら難しい問題が出てきても、いろんなものを使って問題を解いていくというのは、RPGに似ているんじゃないかなって思います。
レベルを上げて魔法や特技を習得していく。これは、新しい公式や定理などを覚えていくことに似ています。
ゴールは敵を倒す、問題を解くということです。
算数でいうレベル上げは、計算問題をたくさん解くことにあたります。
たくさんの問題を解いていけば慣れてきてスムーズに問題を解けるようになります。
レベルが上がって強い一撃を出せるのと同じですよね。

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まんまるどりる