かんたんなたし算をしよう

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学習の目的

1+1、1+2といった足し算の基本の問題にチャレンジ!
まず、計算式で使用している記号の説明も子どもに教えてあげてください。
【+】(たす)はと読み、数字を足すこと、合わせることを表す記号です。
【=】(いこーる)は、足し算などの計算結果を表す記号です。
最初なので頭の中で考えるというよりは、実際に足し算の問題の答えを書いてみるということを実践してもらいたいです。どうしてもわからない! と頭を抱えているときは教えてあげてください。
まだこの段階の問題も暗記が必要となるので、声に出しながら足し算の問題を解くことで記憶に残りやすくなっていくことでしょう。
指を使ったり、おはじきやコインなどを使うことで、数を合わせると増えていくという概念がわかりやすくなり、わかると楽しくなるのではないでしょうか?
リンゴやみかん、お菓子、おこづかいなどでもいいと思います。身近なもので問題を出してあげて「足し算が身近にある」ということを認識してもらい、足せることの便利さ、自分で計算することの楽しさを知ってもらいましょう!

プリントダウンロード

このページにある問題は足し算の基本です。
いろんな教材で表として売り出されていたり、付録としてついていたりします。
大人からしてみれば常識ですが、子どもからしてみればはじめましての問題ばかりなんです。

うちの子は、5歳ころから数字を書く練習をはじめて、お風呂の中で簡単な足し算の問題を解いていました。このころは、数字を書けることや足し算が出来るなんてことは二の次です。ゲーム感覚で鉛筆をもってみること(ひらがなより簡単に書けるから)、ひらがな以外に数字ってものがあることを知ってもらうことでした。そして、小学生になった今は、学校での授業の理解度を測るためにプリントに取り組んでもらっています。

ちなみに、この計算プリント、わが家での活用法はこんな感じです。
①子どもにプリントを繰り返し解いてもらいます。(答えも印刷しておきます。)
②解き終わったら、自分でまる付けをしてもらいます。
③まる付けが終わったら、解いたプリントを最初から読み上げてもらいます。
子どものやる気が起きない時は、答えだけ見せています。九九のように答えまでを暗記できるように活用しています。計算の答えをすべて暗記してしまえば、簡単なところに頭をつかいません。私は、基本の足し算をスピードがあがれば、問題をゆっくり安心して解き進めることができるのでは?と考えています。

うちの子は、いま算数の文章問題を解いていますが、問題文を理解するのが難しくても、出てきた数字でいくつもの式のパターンを考えています。ときどき、先走って間違えてしまうこともありますが……クイズ番組で、問題を聞き終わる前に早押しボタンを押して「……ですが!」と続いてしまう感じですね……織田信長!……みたいな……
それでも、プリントで手を動かして声を出して繰り返してきたことで、答え自体が定着してきたおかげで、「もう、わかんないよ!」と投げ出さずに「じゃあこう?じゃあこうかな?」と頑張って頭を回転させることができています。
何回でもプリントをやって生まれた「この答え知ってる」という感覚が、うまく自信につながっているのだと思います。

例えば、日ごろの宿題、夏休みなどの長期休みの宿題で手一杯!もう疲れちゃって+αのお勉強なんてできないよー!! ということがあれば、わが家のように、答えだけを印刷して、九九表のように声に出して読んでおくだけでもいいと思います。子どもと一緒に読んでもいいかもしれません。
おうちの人と一緒に、楽しく足し算を覚えることが出来たら…… 特別なことがなくても、長いお休みの思い出として素敵だと思いませんか?

他にも、指を折って計算することも、おはじきを使って1つずつ足していき答えを出すにしても、なんでもありだと思います。最終的には、暗記で5+3=8ということがスラスラと出てくるようになればいいのです。その子に合わせた勉強方法で覚えていき、今後の算数や数学への第一歩を踏み出しましょう。

小学1年生の足し算であれば、このプリントの問題を覚えてしまえば困ることはありません。
逆を考えれば、これさえ覚えてしまえば、算数のテストでは満点を取ることが可能だと思います。
算数で満点を連続で取れば自然と算数が好きな子どもになります。
算数が好きな子どもが成長すれば、算数が得意な子どもになります。
算数が得意だと、ほかの教科も得意になる可能性が高いです。
大学受験をする際に、数学と英語の学力がある程度無いと、上位校を狙うのは難しいと言われています。
それぐらい算数というのがキーになるので、早いうちから算数を好きになってもらい、数学が楽しいと思えるようになってくれたら安心できると思います。

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まんまるどりる