繰り下がりのない引き算問題プリント

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学習の目的

たし算の次はひき算です。
繰り返し計算問題をこなして、計算するというレベルから暗記で答えを出すようにすれば
算数の力は相当身につきます。

ひき算の意味を理解しましょう。
子どもにいきなりひき算と言ってもよくわからないと思うので、
【ひく】ことは【へる】ことだと説明しましょう。

例えば、3-1=2を教えるのであれば、
「3個のリンゴがあります。そのうち1個のリンゴを食べました」という考え方を理解してもらうのがベストです。
このようにものが無くなる(へる)のがひき算の考え方です。

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引き算の概念とは、数が減るということです。
お金が減る、食べ物が減るなど日常生活に非常に必要な計算の一つです。
特に家計簿などをつけていると、給料から家賃や光熱費などが引かれて自由に使えるお金はいくらみたいな生活に直結したリアルな計算ですね。
そういう意味では、引き算などの計算方法を理解していないと、家計簿やお小遣いのお金の計算にも弱くなってしまい、経済的な考え方が弱くなってしまいます。
そういった意味でも、算数の理解が明るいことでお金の計算や使い方などが鮮明に見えてくると思います。

少し話はそれてしまいましたが、引き算を覚えることは大事ですが、現段階で足し算や数字の形成について理解していないのであれば、まずはそちらから先に勉強するといいかもしれません。
結局は計算問題なので、足し算が分かれば、引き算は逆みたいなものですから、理解する速度も早くなります。
ただ、理解するためには、何回も繰り返し問題を解くことが大事ですので、子どものモチベーションを常に高くしてあげて、楽しく勉強してください。

引き算の問題が難しいと思うのであれば、おはじきやコインを使って問題を解いてみましょう。
足し算や掛け算にも同じことが言えるのですが、四則計算を完璧にするためには暗記することが一番の近道だと考えています。
小学1年生の問題が解けるであったり、長い時間をかければ引き算の問題が解けるようなレベルにしたいのであれば、プリントは一回だけやって引き算の意味や計算方法さえ覚えてしまえば問題ありません。
ですが、今後の中学受験や高校受験でいい学校への入学を希望しているのであれば、やはり四則計算は暗記で解答できるレベルまで持っていけると有利だと思います。
暗記すると考えると算数も少し楽になるかもしれません。
考えたり、悩んだりして頭をフル回転させて問題を解くという概念を覆して、答えを覚えてしまえばいいんだと思えば、問題の答えを写したり、計算問題を音読したりすれば自然と記憶として定着していきます。
暗記してしまえば、テストでもスラスラと考えずに答えを書くことも可能になります。
8-3=5を頭で考えて計算して答えを出すよりも、歴史の年号みたいにそういうものだと思って答えを書くのとは、違いはありません。
どちらも正解です。
ただ暗記と言っても算数の暗記は、先ほど記載した歴史の年号の暗記とは違って計算問題、文章問題であれば途中式などを暗記していきますが、暗記をしていくうちにパターンなども覚えていき、気が付けば、問題の解き方で会ったり、問題の傾向が見えてくる時があります。
ひき算であれば、繰り下がりが出てきた場合の対処法や、14-7が54-7に変わったときに、どのように計算すれば答えが出るのかを暗算から突出して考える力が自然と身についていきます。
大学受験の時の数学の勉強は、とある参考書の例題と練習問題を淡々と途中式と答えを写すだけで点数を取ることが可能です。
実際に、センター試験ではこれだけで数学で満点を取ることが出来ました。
写すだけ、暗記するだけで始まった勉強がいつの間にか応用問題にも対応できるようになっているものです。
なので小さいうちは、時間を使うのが大変かもしれません。
覚えるのが苦手かもしれませんが、繰り返しやることと、時間をかけて覚えればその努力に比例してテストの点数や偏差値が上がっていきます。
ぜひ、チャレンジしてみてください。

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まんまるどりる