文章問題(足し算)

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学習の目的

文章から足し算なのか引き算なのかを見極めます。
まずは「5+2=7」のような式を作成して、答えを書き込みましょう。
「〇+〇」という部分を書けばいいと思ってしまいがちですが、「=〇」の部分も式の一部なんです。
【しき】の欄には「5+2=7」、【こたえ】の欄には単位などをつけた数字を記入するとまるがもらえます。 学校などのテストで失点しないように身につけておきたいところですね。

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文章問題は、受験やテストなどで必ずといっていいほど出題されますよね。
ただ、小学校の低学年のような文章問題はあまり出題されることはありません。
しかし、文章問題に慣れておくことで、大事な試験のときに多くの時間を使ってしまうことを防ぐことが出来るのではないでしょうか。

文章問題のいいところは、文章を読んで、足すのか引くのかを理解できるようになることです。
最初は何もわからなくてもいいので、まずは文字を読むということにトライしてみましょう。
式が思い浮かばないのであれば、繰り返し問題文を読み込んでみましょう。
文章を読み込み、足すのか引くのかを見極め、数字の順番はどこに当てはめていいのかを導きだしましょう。
もしも、子どもが式の作り方に困っていた場合、一緒に文章を読んであげて式を一緒に作ってあげるといいかもしれません。

文章問題が苦手!というお子さんは、問題に出てくる言葉が理解できないという場合があります。
言葉が分からないということから、問題自体が難しく感じてしまい、答えを出せないという悪循環に陥ってしまうことがあります。
大人になれば、一部が分からなくても文章全体を読んで答えに必要な箇所を探して、解答を作りだします。
子どもにとっては、一部の言葉の意味が分からないとそれだけでパニックになってしまい、その後の文章が頭に入ってきません。
このような事態を避けるためには、語彙力を上げていくしかありません。
そのために、わからないことがあればインターネットや本ですぐに調べたり、先生や大人の人に聞くことを教えてあげて、一つ一つの知識を増やしていけるように促してあげるといいのではないでしょうか。
大人も、子どもに正しいことを伝えられるようにすぐ調べることをクセにしておきたいものです。「Hey!Siri!」「OK Google!」なんていう機能も活用していけば、お料理なんかをしながらでも子どもの疑問に答えてあげることができますよね。…本当に、便利な世の中になりました。

さて、さらに文章問題を解くスピードを速くするためには、声に出して問題文を読むことをお勧めします。
これは算数に限らず、他の教科にも言えることです。英語の学習では「シャドウイング」「シャドーイング」と呼ばれるささやき声で、繰り返し練習する方法がありますよね。
声に出すことで頭の中に入ってきやすくなります。
黙読を一回するよりも、音読で一回読んだ方が、頭に入ってきやすくなるのではないでしょうか。
私個人は、文章に潜んでいる答えに関係のあるキーワードをしっかりと拾うには、音読が効果的かなと思います。テスト中や自習室などで文章問題を解いている時は、大きな声を出さないように!ということだけ教えてあげてくださいね。

あとは、やっぱり繰り返し問題を解くことが大切だと思います。
何度も違う問題を解くことで、問題の傾向や答えの導き出し方などのパターンがつかめてくるはずです。すると、おのずと点数が取りやすくなるのではないでしょうか。
このサイトでは、さまざまなプリントをすべて無料で配布しています。子どもたちの学習のために自由に使っていただいて、子どもたちが「算数が得意!」「国語が得意!」と自信をもって言えるようになってくれたらうれしいです。

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まんまるどりる