小学1年生の算数で勉強する【0のある足し算と引き算】|無料プリントダウンロード

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学習の目的

0という概念を覚えましょう。
今回はどんな数に0を足しても何も増えない・減らないということを学びます。
0というものは、存在しないものということです。
一度理解してしまえば、簡単な問題だと感じることでしょう。
0はになにをしても0なんです。
また引き算で【14-14】といった同じ数で引くことで0(なくなる)になるということも学習します。

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今までの学習で何度か目にしたことがある、0を含んでいる計算問題です。
ここまで学習をしていれば、理解していると思いますので、ここはラッキー問題だと思って学習してください。
大人から見れば、当たり前であったり、考えなくても分かるであったり、常識だという認識がありますが、子どもからしてみれば理解してなかったり、ミスしてしまうかもしれません。
そういった意味では、確認のためにある程度問題をこなすことをお勧めします。
出来ていれば、繰り返し学習する単元ではないので1回確認のためにプリント学習をしてみましょう。

0の読み方ですが、【レイ】と【ゼロ】のどちらが正しいのでしょうか。
まず、基本的なことを調べてみると、0は日本語読みだと【レイ】英語読みだと【ゼロ】になっています。
また、0以外の数字を算数・数学で読むときは【イチ】【ニ】といった具合に日本語読みをしています。
その流れでいくと、【レイ】と読みがちかもしれません。
実際に、子どもが学校でもらった計算カードを音読するときに【イチたすレイはイチ】と音読しているので学校で教えるときは【レイ】で統一しているみたいです。
もし、子どもの通っている小学校での読み方が、【ゼロ】だった場合はそちらに合わせてください。
学校の先生は、例外を嫌います。【レイ】か【ゼロ】の読み方が人と違っただけで間違い扱いされてしまい、算数が嫌いになってしまう可能性があります。
嫌いになってしまうと成績が落ちてしまう可能性が高くなってします。
最悪の状況を回避するために、学校ではなんて読んでいるのかを確認し、小学校に合わせた読み方を心がけましょう。
教えてくれる先生に合わせて覚えることが学校の成績に直結します。
郷に入っては郷に従えではないですが、先生が教えた通りに表現できるということも大事なことです。
また、変に意地を張ってしまい、自分だけの読み方をしてしまい、先生に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
集団生活の大変なところですが、ここでは学校の方針へ合わせていきましょう。

小学2年生になれば、掛け算や割り算でまた0が出てきます。
足し算引き算の時は、0を計算しても変わらないということでしたが、
掛け算割り算の場合、0が関わってくると答えは必ず0になります。
どんなに大きな数字でも、0をかければ0になってしまいます。
そもそも【5×0=0】を考えてみると、5が0個なので、結果は0になります。
同じように【5÷0=0】は5を0で割ると0になります。
概念や考え方は難しいので、当面はそういうものなんだと認識して問題に取り組むのがいいでしょう。
算数の世界には、言葉で聞いても理解できない原理や公式がたくさん出てきます。
そこに対してまじめに考えてしまうと、混乱してしまいます。
なぜマイナスがあるんだっていうことを突き詰めていくと、大学院レベルまでの数学の知識がないと理解できないと思います。
自分も含めてほとんどの大人はなんとなく0よりも小さいものがマイナスなんだろうなって思っているけど、正確な理論や公式などで説明してくださいと言われたら黙ってしまいます。
なのである程度の理屈はそういうものなんだと思って勉強をしてきました。
高校で習った【!】や【C】についてもそういうものなんだと思って深掘りして考えることはできませんでした。そもそも数学の先生もあまりわかっていない感じでしたしね。
でもそういうことに興味を持つことは大事なので子どもが聞いてきたら、グーグルで調べて答えてあげましょう。
理解できなくても、知りたいという欲求を満たしてあげることが大事だと思います。
話は少しそれてしまいましたが、算数に限らず、漢字も、理科も、社会も基本的にはそういうものなんだと思って学習していくことが大事になります。
もっと極端なことを言ってしまえば、大学受験まで勉強は基本的に暗記勝負なところがあります。
公式を覚える、漢字を覚える、単語を覚える、年号を覚えるなどなど暗記力が重要なカギになります。
いろんなことに興味を持ちながら、暗記するところは暗記していき希望する進路に進めるといいですね。
今回の問題については、深く考えることも大事ですが、0が絡むと答えは0になるということを暗記しなくてはならないということです。どんな数字にも0を足したら答えは変わりません。これは理屈で分かっているんだっていう人もいるかもしれませんが、理屈という物語で0の法則を覚えているだけなので、結局は暗記なのです。
いろんな覚え方があると思いますが、自分に適した覚え方で少しずつ知識を増やしていきましょう。

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まんまるどりる