ひっ算の足し算

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学習の目的

ひっ算の足し算について最初に、計算する順番を理解しましょう。
計算に関しては数字の左側の1の位から計算していきましょう。
10の位から計算すると、今後の繰り上がりのある足し算のときに間違え安くなってしまいます。
繰り上がりがない場合、1の位、10の位どちらからでも計算しても同じになりますが、今後のことを考えると基礎をしっかりと身に着けておいた方が今後の学力に響いてきます。

最初は繰り上がりがない計算になっているので、ひっ算の概念・計算方法をマスターしてから繰り上がりの計算へ進んでいきましょう。

今後、3桁のひっ算など数が大きくなりますが、基礎ができていれば、何桁のひっ算になっても答えを導くことが出来るようになります。

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二桁+一桁の足し算

二桁+二桁の足し算

応用問題

小学2年生から筆算が始まります。
筆算は大きい数の計算をスムーズにできるというメリットがあります。
二桁同士、それ以上の単位でも筆算にすることで、一桁同士の計算をすることが出来るので、高度な計算力がなくても答えを出せることが出来ます。
ただ、この1桁同士の計算ということが理解できないと、問題を見たときに難しいと感じてしまいます。
これは単純に計算方法を知らないということと、今までの算数の授業などで苦手意識がついてしまっているということが考えらられます。

計算方法を知らないという場合は、問題プリントを何回も何回も解いて計算方法を覚えましょう。
また、繰り返し学習することで、計算処理能力がが早くなるので他の子どもよりも、点数が高くなる可能性があります。

また、この段階で算数への苦手意識があるのであれば、小学1年生の算数の【たし算まとめ】を復習することをお勧めします。
今後の中学受験や高校受験で偏差値の高い学校を望むのであれば、今一度、時間をたくさん使って振り返ったほうがいいです。
ましてや、2年生の段階なのでやり直すには、最適なタイミングです。
これが、小学6年生や中学生になってからですと、一からやり直すと時間がかかりますし、復習の途中で挫折してしまう可能性が高まります。
出来ないと感じたら、早く前の学年に戻って基礎をしっかりと身につけておきましょう。

学年が上がるにつれて、足し算は桁数が増えたり、段数が増えたりします。
算数が苦手な人からすると難しいと思うかもしれませんが、算数が得意な自分からするとただ数字や足す回数が増えただけと考えています。
この問題を解消するのであれば、日々の計算をたくさんこなすことが大事になります。
毎日の学習をつづけることで応用も簡単にこなせるようになり算数の成績も上がっていくようになりますよ。

子どもと筆算の勉強を一緒にしたのですが、1の位から計算して次に10の位を計算していくんだよって教えてもあまり聞いてくれませんでした。
きっと、筆算の計算に意味を持つことが出来なかったのだと思います。
そこで少し話を変えて、筆算をマスターすることで【28751+1139】というような大きな数字の足し算も出来るようになるよというと、目を輝かせて話を聞いてくれるようになりました。
男の子なので、大きな数字の計算が出来ることがかっこいいと思ってくれたのかもしれません。
そうしたら筆算の勉強をまじめにしてくれるようになりました。
桁数が大きくてパッと見て暗算ではできないけど、筆算という計算方法をつかうことで【29890】という答えを導き出せることが出来ると説明しました。
この経験から、勉強はつまらないものではなく、勉強していろんなことを覚えていくことで今まで出来なかったことが出来るようになるし、新しい発見をすることが出来るんだということを覚えてほしいです。
まだ二年生なので、小さい発見ですが、これが大学生になれば新しい数学の定理を見つけるかもしれませんし、新種の生物を発見するかもしれませんし、新しい発明をすることができるかもしれません。
それも、今までの積み重ねがあり、基礎学力がなければ新しいものを見つけることも出来ず、学問を学ぶ場(大学)へ行くことも出来ません。
勉強を好きになってくれれば理想ですが、それは難しいので毎日少しでもいいから学習する習慣をつけてくれればうれしいと思います。

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まんまるどりる